マグロはどこまで巨大化するのか

マグロと言っても、世界に7種類います。

その中でも一番大きくなる種類は、クロマグロです。
(クロマグロは、太平洋にいるものと、大西洋にいるものと2種類います)

〇どのくらいのスピードで大きくなるのか・・・
イクラよりも小さい卵から生まれ、3年後には30㎏になるといわれています。

〇研究機関ではどのように把握しているのか・・・
ISC(国際科学委員会)によると、太平洋クロマグロは、20歳で300㎏を越すとされています。

マグロも人間と同じで個体差(筋肉質の人、太っている人、痩せている人等々)がありますので、現実にはもっと大きくなっている個体もいます。(以下一例参照)

勝浦漁港で446㎏水揚げ
三厩で376㎏水揚げ

〇どこまで大きくなるのか・・・

いまだにはっきりわかっていません。
マグロのような高価な魚を研究対象にするのには、非常に予算がかかります。
どこまで大きくなるのかという研究よりも、如何にして人工種苗の生産性をあげることに予算が投入されています。

※最後に
勝浦で水揚げされた446㎏の個体は、内臓(約10%)や血(約5%)を抜いていますので、泳いでいる状態では500㎏を越しているものと推測されます。