まるで宝くじ!
1億5千万以上の値もつく「初セリ」
築地市場で行われる新春恒例の初セリ。1億5540万円のマグロがいたことをご存じでしょうか。2013年に230キロの大間産のクロマグロが1億5540万円の値段をつけました。
マグロといえども、たかが魚。なぜ魚に、1億以上の値段が付いたのでしょうか。事の発端は、2008年に香港資本の会社が初セリでマグロを競落したことによるといわれています。
初セリでは、ご祝儀相場でキロ数万円の値段が付くのが平年並みであり、キロ70万円は、あまりにもかけ離れた値段だといわざるを得ません。夢があっていい話だと話す漁師もいますが、時化や無理な操業を引き起こしかねないため「漁師殺し」だと表現する漁師もいます。
大間について
青森県下北半島の先端に位置し、本州最北端に位置する大間町。津軽海峡に面しており、天気の良い日には対岸の北海道を見渡す事ができます。
グルメも温泉も堪能できる本州最北端の地域であり、町民の約半分が漁師という大間町。マグロ、イカ、アワビ、ウニ、サザエなど高級魚介類の味の良さも定評があります。